top of page

BleuLëu

   « BleuLëu »

Centre culturel franco-japonais et univers

Naissance et renaissance pour les enfants, notre futur.

Le château de Lëu à Oraàs en Béarn, Pyrénées qui a été construit vers 1380 en pleine guerre de Cent Ans est un site fortifié entouré de palissades.

Comme un symbole, nous allons restaurer ce lieu en un îlot de Cultures/Nature en pleine guerre de profitssssss économique/politique...contre la nature, incluant l’humain, nos enfants.

Quel est ma nature ?

Chacun trouve, retrouve la destinée de son âme, à quoi mon cœur bat ?

Écouter nos enfants intérieurs !

Qu’est ce que je veux faire ?

L’enfant bouge d’abord sans penser...

 

L’association Piano-no-ki et Nipponia participerons à la création d’une salle poétique dans l’annexe « Arche »,

de concert, spectacle, conférence, exposition, une ludothèque pour les enfants et l’atelier de teinture indigo japonaise « Aïzomé ».

A l’extérieur de cette arche nous allons créer une terrasse de glycines japonaises pour que nous puissions boire un verre….

Préparation de Biodynamie par Féerique

Danse de Miwa

Grainothèque de Jules

青いライオンのお城


 

コロナウイルスの蔓延で、世界中が、今までの行動を多かれ少なかれストップ

されてしまって。。。

皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか?


 

2019年の秋に帰国したっきり、あっという間に1年半が経ってしまいました。

夏の福島とチェルノブイリの子供達とのキャンプもストップ。

月に2回程開いていたピアノの木のツリーハウスでのコンサートもストップ。


 

そんな中で、今年の3月15日に若い日仏カップルを中心に13人の仲間で

ピレネー地方の9ヘクタールの土地とお城を買いました。

私もほんのちょっぴり参加しました。

パンデミック、地球温暖化、様々な問題に囲まれている中で、おそらく、だからこそ、

1つの答えとしてこの計画が進んでいるのではないかと思います。

 

ピアノの木は15年前にこんなプロジェクトを考えていました。

もしかしたら覚えていて下さる方もいらっしゃるかと思います。

大自然の中でピアノを弾きながら手作りの生活を仲間と一緒に造りたいと。

有機農業をやりながらコンサート、ワークショップ、講演会、展覧会などの企画、日本とフランスとそして世界中の子供達、大人達も土に触れ、自然と文化の共存を試作する場所として。

自分の自然体、他者の、自然の観察と仲直りの場。

魂の声に耳を傾け、他者の自然体を尊重し、未来を探索する空間を。2011年の福島の原発事故をきっかけに続けてきた、福島とチェルノブイリの子供達の夏のキャンプ、モンゴルテントもその一環でした。


 

この夢が実現するような。

 それは、ある日、フランス人の友人から紹介されて、ルポルジュというボルドー近郊の海の近くで、日本人の若い女性に出会った事から始まりました。矢絣の着物をさりげなく着て、さっそうと自転車をこいで行ってしまった姿。そして彼女の4歳と5歳だった子供達が、私の事を、いったい何者かと真剣なまなざしで観察していたことを思い出します。

そして2日目にはすっかり仲良しになっていました。

美和さんは31歳。外語大でモンゴル語を、語学の達人。フランス語も英語もきれいに話されます。そしてヒップホップダンサー。ご主人ジュルさんは哲学科出身で、有機農法の一つ、パーマカルチャーを、ルポルジュでエコロジストとして活躍していました。ところが、彼等の活動を広げようとしていたところ、親戚でお隣の地所の所有者には賛同していただけずにストップをかけられてしまったのです。そこで、ご主人、ジュルさんは思い切って他の土地を探したのでした。1年かかってこの3月15日の最終的な署名にたどり着きました。そして引越しも大方して、お城の中の住める場所を掃除してキャンプよりは、ちょっとはましな生活が始まりました。

お城と言うと塔のあるロマンチックな姿を思い浮かべられるかと思いますが、1380年、百年戦争の時に要塞として建てられたと言う歴史のあるこのお城ですが、国の歴史建造物に指定されてないために、私達の好きな様に修復することも出来、私たちが買うことも出来るお値段だったと言うわけです。『禍を転じて福と為す』ですね。


 

このお城自体、修復が大なり小なり必要な20数部屋以外に、2つ大きな建物が修復を待っています。


 

その1つは十数部屋を仲間達の住居、民宿、として巡らせ、中心に図書館を造りたいと言っています。

ジュルさんは様々な種を収集していて、有機農業、食と文化を保存したいと考えているのです。

そう『ノアの箱舟』をイメージしているのです。

自然を貪り殺戮してきた私たち人間の、今、出来る小さな光。子供達の、未来のために。

 

2つ目の建物は他より小さいながら、アーチ型の入り口が素敵で、

『アーシュ』(フランス語のアーチ)と呼んでいます。

この建物の1階に、ピアノの木が考えている、仮の名前、『ブルーレウ』(青いライオン。日仏そして宇宙の文化センター)を作ろうと呼びかけています。

 

15年前の夢の実現かなと。

 

コンサート、講演会、ワークショップ、展覧会などのための小さなホール。

お隣には子供達がおもちゃで遊んだり本を読んだり、そして音にあわせて踊ったり出来る空間。

よくコンサート中に子供達が踊りたがっていたことを思い出すのです。それを実現させられるように。

そして、美和さんの藍染めの工房。

美和さんは徳島県の藍住町出身。

平安時代から栽培しはじめたという藍の歴史のある町。そこで得た藍の栽培、藍染めのテクニックを彼女はフランスで始めています。草木染の中でも、多くは色を定着させるために化学物質を使わなければなりませんが、藍染めは天然の藍を発酵させ、染めた布が酸素に触れることによって定着すると言う全くの自然の染め。そして殺菌作用があることから昔の侍の下着に使われていたそうです。こうした自然界の贈り物、藍染めをフランス人にもお伝えしたいと言う美和さんの工房と、創造性を培って、未来を創ってもらいたい子供達の遊び場、その横にこの文化センターを造りたいなーと考えているのです。壁には素敵な画家の友人が宇宙的なフレスコ画を描くと張り切って下さっています。

藍染めのブルー、そしてこのお城の名前レウ(ライオン)にちなんで、『ブルーレウ』と名付けてはどうでしょうか?

彼等の子供達、6歳の美波ちゃん、5歳の貫ちゃん。二人とも大自然の中を走り回って元気で感性豊かな子供に育っています。福島の子供達にもまた来て欲しいですし、皆様、大人の方々も、日本を離れ、この大自然の館に来て、自然に触れる喜び、未来を共に考え、おいしいワインで乾杯しませんか?


 

私が挑戦していた15年前と今との違いは何かなと考えるに、地球温暖化、各種生物の撲滅危機、原発の処理出来ない高線量の汚染物を始めとする、様々な危険な公害、貧富の差の拡大に貢献する、モンサントーを初め、科学、医学、法学を悪用する、人類破滅促進国際企業のはびこり。数字の奴隷になって、人殺し兵器造りに目がくらんでしまった軍需産業とその操り人形政治家達。人類の犯した、しかも自殺行為の罪。これらが誰の目にも、開ければ見えてしまう時代になってしまったと言う事でしょうか?


 

自分自身の感性、知性を培うべく教育は何処に?

そして宇宙との繋がりから降って来るかの、インスピレーション。

あるがままの自己の内面の声を注視すれば、其々の個性を生かし、生き生きとした人生が造れると思えませんか?

それは自然の恵み。

自分の手で土に触れて作る食物の味わい、感動も。

独自の感性と知性から、私達の人生、そして人類の未来を創造すべく道が開けたら。

 

私はこの30代の若いカップルと仲間達の熱意に心を打たれ、私の15年前の思いに響き、皆様とも手を繋いでこの灯火を広げ、残り少なくなってきた時間を生きて行きたいと思っています。

 

来年にはブルーレウの内装工事が始まることでしょう。そして、来年はパンデミックの見通しもつく事でしょう。是非皆様に来ていただきたくお誘い申し上げます。

 

そして、もし、少しでもご寄付と言う形で、ご支援願えれば大変助かります。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

パリにて、2021年6月7日

祐子

ブルーレウ見取り図.jpg
Toutes les vidéos

Toutes les vidéos

Watch Now
bottom of page