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🌿 ヴェゼール川くだりと自然のキャンプ(2025年6月)

この6月、フランス南西部の美しいヴェゼール川にて、若い仲間のミカとマリアムが中心となり、3人の高齢者と9歳の糖尿病をもつ子どもを招いた川くだりと自然のキャンプを企画してくれました。

世代も背景も異なる5人が、自然の中で過ごしたかけがえのない数日間――
ゆったりと流れる水の音、焚き火を囲む笑い声、そして静けさの中で育まれる心のつながり。

このひとときは、「自然体で生きる」ことの意味を改めて感じさせてくれるものでした。

映像とともに、その空気感を少しでもお届けできれば幸いです。

『おはしとフォークのお手玉』 

 

この小冊子『お箸とフォークのお手玉』は、フランス語の言葉とその言葉から見られる生活習慣の違い、表現の違いを記してみました。日本人とフランス人の文化の奥に注目することからお互いの理解の助けになればと思います。そして2つの国の対比によって見えてく日常、私達が何も考えず慣れっこになっている行動を見直して、この2つの文化の良いところを楽しくお手玉するようにと思って書きました。

 

言葉の裏には地理的な影響、歴史的事情、文化の違いがあり、言葉を訳しても通じないことがあります。逆に言葉が解らなくても感情の表現が声音で理解できたりもします。よーく観察してみてください。

 

違う国の習慣、表現、考え方を理解すると、自分自身の習慣的行動、考え方を改めて客観的に見直すことが出来ます。他との違いに出会うことから客観的に自分自身に出会うことが出来るようになるのです。

例えば、日本人は言葉少なに相手を察して行動しますが、フランスでは黙っていたら、まず何も理解してもらえません。発せられない言葉は存在しません。そして、お互いに相手に対して思っている事を、はっきり言い、批評されても恥とは感じません。結構上手に建設的に再考したりも出来るわけです。日本では相手に恥を欠かせないよう、また自分が恥をかかないように慎んだりしますがこの恥の文化はフランスにはありません。はっきり自分の意見を『恥ずかしがらずに』言えるように、この機会にちょっと冒険してみましょう。

 

上手な話し合いは人間関係を、世界を変えることが出来ます。世界の平和を維持する大切な行為でもあります。心を、友情を育むことは相手との違いを認め合うことから始まります。沢山のハードルがあることを知らない事によって問題が起きたり戦争にもなりかねません。知らずに誘導されることもあります。違いを知って認め合う事はとても大切なのです。この機会によーく観察して、考えてみましょう。

Piano-no-ki(ピアノの木)は、心の中に一本の木を育てます

Piano-no-ki 「ピアノの木」は、2006年にパリで創設しました。フランスの1901年法に基づく非営利団体です。

その大きな願いは、自然というフィルハーモニーの中で、私たちの違いを調和させるような「協奏」を生み出すことです!♫ ☺ ☻ ☺

文化の違い、伝統の違い、慣習の違い、視点の違い、コミュニケーションの仕方の違い、知識の違い…。こうした違いが、すべてを受け入れる普遍的な自然の中に共存していることに気づいてみましょう。耳を傾け、理解し、この違いの中に隠された調和を味わいながら、「スローライフ」を生きてみませんか?

私たちは「学校」として制度を築くことなく、
コンサート、イベント、講演会、ディスカッション、展覧会、ワークショップ、
小屋づくり、心を込めたオーガニックな農作業、詩の朗読など…

つまり、心を分かち合い、価値ある情報を共有するあらゆる出会いを企画しています。
文化的・環境的・人道的な目的を持つ団体とも協力しています。
伝統や知恵、新たな情報をもとに、自然と人間について一緒に考え、「健康」を探していきましょう。

2011年からは、福島やチェルノブイリの子どもたちを受け入れる活動も行っています。

 

 

ピアノの木 は、ひとつの見方や考え方がすべての人に当てはまる「絶対的な真理」など存在しないと考えます。
私たちの心と好奇心を開き、違いを「対位法」や「コントラストの芸術」として向き合えば、伝統や家族から受け継がれた固定観念から自らを解放する別の視点が見えてくるでしょう。
このようにして私たちは意識を高め、自分自身の真実を発見し、生まれながらの欲求、魂の声を認識します。

自然を瞑想しましょう。

私たちは宇宙の中のほんの小さな存在ですが、その小さな中に宇宙全体が宿っています。
そうして、私たちは内なる声――自分自身――を聞き始めることができるのです。

芸術とは、単なる洗練された美しさではなく、自然の表現であり、一人ひとりの深い本質の表現なのです。
それは真実であり、自由であることに価値があります。

優しい心で、愛をもって、批判への恐れに立ち向かう勇気と大胆さを持って、
私たちのさまざまな条件づけを越えていきましょう。
内なる子どものように、遊び、創造する中で、未知の道を見つけていきましょう。
そこに、人生を楽しむ喜びが再び芽生えます。
「人生の学校、喜びの学校」として。

心の種を蒔き、愛を根づかせ、木に登りましょう。
そこには、魂と魂が出会う友情の輪が、心の自由という光の中で花咲くのです。
こうして「ピアノの木」は、2006年の創立以来、奏で続けています。

[公式サイト] Pianonoki.wix.com/yukohirota

https://pianonoki.wixsite.com/70ans-de-piano
メール yukohirota14@gmail.com


 

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